03-6433-7585【受付時間】10:00-19:00 / 定休日|土日祝
2024.10.10
Branding, Marketing
パンフレット制作会社選びの基準と注意点!外注業者選びで成果が決まる!
「パンフレットを制作したいけれど、どこに頼めば良いかわからない」と悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
ネットで検索しても、たくさん制作会社がありすぎて「どこが自社の要望、予算に合った制作会社なのか」が分かりづらく、決めづらいという方もいらっしゃると思います。
結論から言えば、パンフレット制作がうまくいくかどうかは、パンフレット制作会社選びで決まると言っても過言ではありません。
だからこそ、安易に選ぶのではなく、慎重に選ぶべきです。
本記事では、そんなパンフレット制作会社を自社の要望や予算に合わせて選ぶために、知っておくべき基準と注意点を詳しく解説いたします。
目次【本記事の内容】
- 1.パンフレット制作会社は主に7種類 | それぞれの特徴と強み
- 1-1.印刷会社
- 1-2.デザイン会社
- 1-3.広告代理店
- 1-4.編集プロダクション
- 1-5.コンテンツマーケティング会社
- 1-6.Webマーケティング会社
- 1-7.ブランディング会社
- 2.パンフレットに求めるレベルによって選ぶ業者が異なる
- 3.パンフレット制作会社選びの5つの基準
- 3-1.制作実績の記載
- 3-2.制作会社の主要サービス
- 3-3.制作費用・見積もり
- 3-4.問い合わせ対応(メール、電話など)
- 3-5.パンフレットなどの紙モノ制作経験
- 4.パンフレット制作会社選びで注意したい3つの観点
- 4-1.デザインが良いから良いパンフレットという訳ではない
- 4-2.価格だけで選ばない!何をどこまでパンフレットに求めるかで選ぶ
- 4-3.一度仕事をしてみないとわからない
- 5.【まとめ】成果につなげるパンフレット制作ならフォーウェイにお任せください!
執筆者:仲山洋平(株式会社フォーウェイ代表取締役、クリエイティブディレクター) 慶應義塾大学経済学部卒業。清水建設株式会社を経て、幻冬舎グループ入社。企業出版の編集者として金融、IT、不動産、企業創業記などを中心に200冊以上の書籍を担当。2020年2月、東京編集部責任者を最後に幻冬舎グループを退職し、出版プロデューサー・マーケティングアドバイザーとして創業。同年9月、株式会社フォーウェイとして法人化、代表取締役に就任。2021年11月には「日本の地域ビジネスを元気にする」というビジョンを掲げ出版社パノラボを設立。 |
◉パンフレット制作会社は主に7種類 | それぞれの特徴と強み
パンフレット制作を行っている会社はいろいろありますが、大きく分けると次の7種類です。
・印刷会社 ・デザイン会社 ・広告代理店 ・編集プロダクション ・コンテンツマーケティング会社 ・Webマーケティング会社 ・ブランディング会社 |
それぞれの特徴や強み、どんなときに依頼すれば良いのかなどについて見ていきましょう。
◉-1、印刷会社
印刷会社には、自社でデザイン部門を持っているところと、デザイン会社へ外注するところがあります。
まず、自社でデザイン部門を持っている印刷会社であれば、パンフレットの企画・デザイン・印刷をすべて自社で行うことができます。
全ての工程を自社内で完結することができるので、パンフレットの制作コストを抑えることができますが、パンフレットのデザインやコンテンツの仕上がりは、専門の制作会社に比べると見劣りするかもしれません。
また、デザインを別会社へ外注している場合は、その費用が割高になったりスピーディーな対応が難しくなるケースがあります。
自社でデザイン部門を持っている印刷会社は、「コストを優先したい場合」や、「デザインなどはあまり気にせずとにかくパンフレットを作りたい」というような場合におすすめできます。
◉-2、デザイン会社
デザイン会社は、デザインが専門の会社なので、顧客の要望に合わせてデザインにこだわったパンフレットを制作してくれます。
一方で得意分野が限られていたり、コストが高額になりやすかったり、制作に時間を要する場合があります。
パンフレットの印刷は提携先の印刷会社に外注します。
特に、デザインの専門家としての価値観が、顧客の要望や予算と折り合わないこともあるので、過去に制作したパンフレットの実績などを見せてもらってから検討した方が良いでしょう。
デザイン専門の会社ですので、作成したいパンフレットの骨子が固まっているような場合は、それを反映したデザイン性の高い見栄えの良いパンフレットが出来上がります。
◉-3、広告代理店
広告代理店は、企業の広告やそれに伴うマーケティングを行う会社です。
パンフレット制作も行いますが、パンフレットの制作会社(編集プロダクションなど)に外注して、自社はそのコンサルティング業務を行うことがほとんどです。
企業が売り込みたい商品やサービスについて、どんなパンフレットを制作すれば最も効果的に顧客にアピールできるかというノウハウを持っていることが強みと言えるでしょう。
その上でしっかりとしたマーケティング戦略を立ててくれますが、制作や印刷を外注していることや、コンサルティングコストもかかってくるため、費用が高額になってしまうことがデメリットとなります。
パンフレット制作だけを単発で依頼するのではなく、広告戦略やマーケティング戦略の一環として利用した方が有効と言えます。
◉-4、編集プロダクション
編集プロダクションは、主に出版社からの依頼を受けて雑誌や書籍などの企画・編集を行っていますが、パンフレットの制作も行います。
コンテンツの作成をメイン業務にしているため、出版物の企画・編集などについて高度なノウハウを持っているという特徴があります。
プロのライターやカメラマン、クリエイターなどともつながりがあり、雑誌や書籍のような読み応えのあるパンフレットが期待できます。
見栄えの良さなどの仕上がりを優先するパンフレットを制作したい場合にはおすすめです。
◉-5、コンテンツマーケティング会社
コンテンツマーケティング会社は、紙媒体やWeb媒体を問わずにコンテンツを活用してマーケティング施策を実施している会社です。
マーケティング活用を見据えた成果の出せるパンフレット制作が強みであり、特徴です。
たとえば弊社「株式会社フォーウェイ」は、書籍やパンフレットをはじめ、WebやSNSなどさまざまなコンテンツをマーケティング施策に活用することが得意なコンテンツマーケティング会社です。
パンフレットを活用して成果につなげたいようなときに有効な選択肢と言えるでしょう。
◉-6、Webマーケティング会社
Webマーケティング会社は、Webに特化して企業のマーケティング支援サービスを行っている会社です。
主な業務内容は、SEO対策、SNS運用、Web広告、サイト運営などのデジタルマーケティング手法を用いた企業のマーケティング支援などです。
Webマーケティングの一環として紙媒体のパンフレット制作を行うことがありますが、メイン業務とは異なるジャンルの業務なので、すべてのWebマーケティング会社が行っているとは限りません。
現在Webマーケティングを依頼している場合で、そのマーケティング活動の一環としてパンフレットの制作をするような場合に利用すると良いでしょう。
◉-7、ブランディング会社
ブランディング会社は、企業や商品・サービスのブランド価値を高めるために、ブランド戦略や広告戦略などの総合的なコンサルティングを行っています。
ブランド戦略や広告戦略の一環としてパンフレットの制作を行うことがありますが、ブランディングもセットでついてくるため基本的に費用が高額です。
自社でブランディング活動全体を依頼しており、その一環としてパンフレット制作を依頼するような利用方法が良いでしょう。
◉パンフレットに求めるレベルによって選ぶ業者が異なる
パンフレットを作りたいという会社が、すべて同じようなレベル感でパンフレットを作りたいと考えているか、というとそれは違います。
たとえば、「ないよりはあった方が良い、とりあえず何でもいいから作ろう」というレベル感の会社もあれば、「パンフレットを活用して成果につなげたい」という会社もあります。
また、「社内ブランディングを固めていくために活用したい」というレベル感の会社もあります。
このようにパンフレットに求めるレベル感によって選ぶべき制作会社が異なるので、注意しましょう。
求めるレベル | おすすめの業者 |
パンフレットがとりあえずあれば良い | 印刷会社Webマーケティング会社 |
ちゃんとしたパンフレットを作りたい | デザイン会社編集プロダクション |
パンフレットを成果につなげたい | 広告代理店コンテンツマーケティング会社ブランディング会社 |
◉パンフレット制作会社選びの5つの基準
パンフレット制作会社の候補先がいくつか見つかったら、次のような5つの基準でその会社に依頼すべきかどうかを判断しましょう。
・制作実績の記載 ・制作会社の主要サービス ・制作費用・見積もり ・問い合わせ対応(メール、電話など) ・パンフレットなどの紙モノ制作経験 |
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
◉-1、制作実績の記載
パンフレット制作会社を選ぶ際に、まず最初に確認すべきなのはその会社の制作実績です。
その会社のHPに記載されていることがほとんどです。
制作会社にはそれぞれ、強みがある業界があったり、制作するコンテンツ、写真やイラストに特異性があるなどの特徴や個性があります。
過去に制作したパンフレットの実績を見ることによって、その会社のデザインや編集のレベルが分かりますし、自社が制作したいと考えているパンフレットに合っているかどうかを判断することができます。
パンフレットの制作においては、発注者側のイメージに合ったものを制作してくれるかどうかが大きなウェイトを占めるので、必ず制作実績を確認するようにしましょう。
◉-2、制作会社の主要サービス
制作会社がどのような主要サービスを提供しているかを見れば、どのような強みがあるかわかります。
たとえば弊社「株式会社フォーウェイ」であれば、主要サービスとして書籍を活用したブックマーケティングサービスを提供しています。
そのため「紙媒体のものをマーケティング活用して成果を出す」ことが強みであり、「パンフレットで成果を出したい」という要望の方にマッチする制作会社である、ということがある程度推測できるのです。
◉-3、制作費用・見積もり
パンフレットの制作費用は発注者にとって重要な関心事の1つです。
必ず複数の候補先に見積もりを依頼して、比較検討して発注先を決めるようにしましょう。
このときに注意すべきなのは、コストだけで制作会社を決めてはいけないということです。
パンフレットだけに限りませんが、コストにこだわりすぎるとどうしても品質がおろそかになってしまいがちで、パンフレット制作の本来の目的を果たせなくなる可能性があります。
パンフレットの構成やコンテンツが発注者のイメージに合っていて、目的とする成果につながるようなものでなければ制作する意味がありません。
コストも重要ですが、品質や得られる成果とのバランスについてはよく吟味しましょう。
◉-4、問い合わせ対応(メール、電話など)
デザインの良し悪しや制作費用が重要なのはもちろんですが、問い合わせに対する対応やコミュニケーション能力も大切です。
クリエイティブな仕事を依頼するわけですから、意思の疎通がうまく行かなければ良いパンフレットを作ることはできません。
メールや電話での問い合わせや実際の打ち合わせなどの際に、制作会社の営業担当者やディレクターとの間で意思の疎通がうまくいかないと感じるような場合は、その会社に依頼するのはやめた方が良いかもしれません。
コミュニケーションがうまくいく相性の良い方であれば、仕事も上手く進められますし、制作会社側からもこちらの意図を汲んだいろいろな提案を受けることができます。
◉-5、パンフレットなどの紙モノ制作経験
Webページの制作とは違って、紙モノ制作は相応の制作経験が必要な業種です。
決して誰でもできるというものではありません。
そのため、制作会社を選ぶ際には、小冊子やパンフレットなどの紙媒体の制作経験がどれぐらいあるのかをチェックすることが重要です。
たとえば、弊社「株式会社フォーウェイ」であれば、代表者や編集担当者が幻冬舎をはじめとした大手出版社の編集部で紙モノの制作に携わっていたため、紙モノの制作経験は十分にあります。
◉パンフレット制作会社選びで注意したい3つの観点
パンフレット制作の相談にくる方の中には、過去にパンフレット制作会社選びで失敗して苦労したという方がたくさんいらっしゃいました。
お聞きした失敗事例をまとめてみると、大きく次の3つの観点にまとめることができます。
・デザインが良いから良いパンフレットという訳ではない ・価格だけで選ばない!何をどこまでパンフレットに求めるかで選ぶ ・一度仕事をしてみないとわからない |
それぞれの観点についてくわしく見ていきましょう。
◉-1、デザインが良いから良いパンフレットという訳ではない
パッと見のデザインがよくても、それが本来の目的である「集客やブランディング」などの成果につながるかどうかは別問題です。
制作会社を選ぶ際にはその会社の制作実績を確認するのが一般的ですが、「この会社おしゃれなデザインしているな」「デザインが良いな」というだけで選んでしまって、全く成果につながらなかったということもあります。
つまり、デザインの良し悪しだけで安易にパンフレット制作会社を選ぶのは危険だということです。
◉-2、価格だけで選ばない!何をどこまでパンフレットに求めるかで選ぶ
パンフレットの制作価格が安いからといって、その会社が良い制作会社とは限りません。
「安かろう悪かろう」とも言われるように納得のいくパンフレットができずに、結局作り直しになってしまって、余分なコストがかかってしまったという失敗事例も多くあります。
要は、パンフレットに何をどこまで求めるかで選ぶことが重要です。
パンフレットに「集客やブランディング」への効果を求めるのであれば、相応の価格をかけてパンフレット制作とその後の活用までを見据えて作るべきでしょう。
複数の会社から見積もりを取って比較検討する際は、価格だけではなく過去の制作実績や本来の目的である「集客やブランディング」への効果をどこまで考慮しているかなどを総合的に判断することが重要です。
◉-3、一度仕事をしてみないとわからない
どんなに評判の良いパンフレット制作会社であっても、「実際にパンフレット制作を依頼して仕事をしてみないと分からない」というところはあります。
特に、相性の良さ・悪さは一緒に仕事をしてみないと分かりません。
そのため、もし可能であれば事前に小さい仕事を依頼してみて、実際に仕事をしてもらって判断することも考えてみましょう。
また、実際に判断できる訳ではありませんが、「本当に良い会社なのか」という判断材料の1つとして「顧客リピート率」があります。
たとえば弊社であれば、パンフレット制作をはじめとしたコンテンツサービスの顧客リピート率が50%以上となっています。一度ご依頼いただいた制作物に満足していただき、2回目以降もコンテンツ制作の発注を多くいただいております。
パンフレット制作のようにBtoBでの業務委託の場合、成果物の質の高さはもちろんのこと、細やかなコミュニケーションなどの満足度も高くないとリピートしてもらえません。
リピートされる率が高いということは、それだけ成果物の質だけではなく、コミュニケーションなど細かい点についても満足度が高いということです。
こういった顧客リピート率という数字も、ぜひパンフレット制作者選びの参考にしましょう。
◉【まとめ】成果につなげるパンフレット制作ならフォーウェイにお任せください!
本記事では、パンフレット制作会社の種類、パンフレット制作会社選びの基準や注意点などについて詳しく解説しました。
パンフレット制作会社の選び方で最も重要なのは「パンフレットに何を求めるのかをはっきりさせる」ということです。
「とりあえず作れば良い」というレベルから「パンフレットを活用して成果につなげたい」というレベルまで千差万別です。
しかし、せっかく手間と費用をかけて作るのですから、マーケティング活用を見据えた成果の出せるパンフレット制作を目指すべきです。
成果につなげるパンフレットを制作するのなら、書籍やパンフレットなどの紙媒体をはじめ、WebやSNSなどさまざまなコンテンツをマーケティング活用することが得意なコンテンツマーケティング会社「フォーウェイ」にお任せください。
この記事をご覧になったあなたにおすすめのコラム
-
ブランディングがもたらす5つの効果を徹...
2021.04.12Branding
-
顧客教育で成約までのリードタイムを短...
2024.08.14Branding, Marketing
-
【周年担当者必読】周年記念の意味と手...
2024.09.30Branding, Marketing
-
【事例コラム】大口案件の集客、人材採...
2024.04.05Interview
-
企業出版(ブックマーケティング)のメリ...
2024.10.23Branding, Marketing
-
「ブランディング」の意味とブランディ...
2024.10.24Branding