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2025.01.21

Interview

【企業インタビュー】驚きの”年商一億円ひとり社長”!プライベートを充実させながら高速でアウトプットを出す仕事論とは

IT業界において、システムエンジニア(SE)からキャリアをスタートさせ、現在は株式会社ラフティの代表取締役を務める奥村哲次さん。その手腕は大手小売業や流通業の分野で数多くのプロジェクトを成功に導き、効率化と実務に根ざしたコンサルティングで高い評価を得ています。

今回のインタビューでは、奥村さんの事業哲学と今後のビジョンに迫りました。

インタビュイー/
奥村哲次様(株式会社ラフティ 代表取締役、ITコンサルタント)

【プロフィール】
IT企業でシステムエンジニアとして勤務。
大手小売業のクライアントへ多数の事業提案を通すなど実績を重ねたのち、2014 年にITコンサルティング業の株式会社ラフティを創業、代表取締役に就任。
徹底した自動化と合理的仕事術により、代表者一人の法人で1億円に迫る年商を達成する。著書に『乗り越え力』(日本ビジネス出版より出版、フォーウェイが企画プロデュース)。

インタビュアー/執筆者:
仲山洋平(株式会社フォーウェイ 代表取締役、クリエイティブディレクター)
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慶應義塾大学経済学部卒業。清水建設株式会社を経て、幻冬舎グループ入社。企業出版の編集者として金融、IT、不動産、企業創業記などを中心に200冊以上の書籍を担当。2020年2月、東京編集部責任者を最後に幻冬舎グループを退職し、出版プロデューサー・マーケティングアドバイザーとして創業。同年9月、株式会社フォーウェイとして法人化、代表取締役に就任。2021年11月には「日本の地域ビジネスを元気にする」というビジョンを掲げ出版社パノラボを設立。

最大14のプロジェクトを単独で推進。IT業界の常識を覆す

奥村さんは、サラリーマン時代に最大14ものプロジェクトを同時進行で推進。店舗の売上管理システムからCRM構築まで、ITの根幹を支える開発に携わり続けました。

これらは、ITの根幹とも言える「物流」や「販売促進」を支える重要な分野です。

「最大で14のプロジェクトを同時に動かしたこともあります。要件定義から詳細設計、資料作成、そしてプログラマーへの指示出しまで、すべての工程を一気通貫で手掛けてきました」

と振り返る奥村さん。その徹底ぶりは、単なるシステム開発に留まらない効率化と付加価値の提供にあります。

単にコンサルのように企画だけを行うわけでも、開発ベンダーのように開発だけを担当するわけでもなく、奥村さん自らがプロジェクト全体をコントロールし、役割分担を適切に行いながら開発を進行しています。

この一貫したプロセス管理とファシリテーション力により、たとえば売上管理システムでは作業工数を30%削減し、CRMシステム構築では顧客リテンション率を10%向上させるなど、具体的な成果を上げています。

「単価を抑えながらも高品質な成果物を迅速に提供することに努めています。そのために、開発の上流工程をクライアントから引き受けることで、お客様の負担を軽減しています。普通なら大手コンサルティングファームが手掛けるような意思決定レベルの提案を、小回りよく行えるのが私たちの強みです」。


「仕組み化」で粗利を守る新しいコンサルモデル

奥村さんのアプローチは、ITコンサルティング業界の常識を覆すものでした。

さらに、自社内の業務の仕組み化と効率化にも余念がありません。

「従来、クライアントのシステム同士のデータ連携は手作業で行っていました。しかし、それをBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)として外部に委託し、自社では管理とツール化に専念し、さらに作業マニュアルを整備。それにより、BPOベンダーへの指示内容を効率化しました。このプロセスにより、委託する作業の注文単価を抑えることが可能になり、全体的なコスト削減を実現。結果として、受注単価が低い案件であっても、会社全体としての粗利率を10年間平均で55%以上に維持する高いサービス力を発揮しています」

この仕組みにより、既存システムの運用や改修を効率化することで、クライアントへの価値提供を安定化しています。

「楽しい」がビジネスの原動力

そんな奥村さんが最も大切にしているのは、「楽しむ心」です。


「会社を大きくすることには興味がありません。一件一件のプロジェクトに集中し、楽しみながら取り組むことで最大限のパフォーマンスが出せると考えています。この楽しむ心があるからこそ、プロジェクトに対して“自分ごと”として主体的に取り組むことができ、結果として最大限のパフォーマンスを発揮できるのです。実際、自分が楽しんでいる提案や改善案を採用し、プロジェクトに実装することで、苦しさを感じるどころか、やりがいや喜びを見出せる場面が多くありました」

かつて、ラフティとして年商1億円を達成した際のハードワークのきつさを振り返りながら、その数字にとらわれない価値観を強調します。

「お金はただのツールです。それをどのように喜びに変えられるかが大事。健康な体や心はお金で買えません。この気付きを得てから、ビジネスもプライベートも本当に充実するようになりました」

「手を動かすコンサルタント」としての誇り

「私は『コンサルタント』という言葉があまり好きではありません」

と語る奥村さん。
その理由は、業界内における「手を動かさないコンサルタント」への違和感にあります。

「システムに精通せず、ただ正論を並べるだけのコンサルタントが多いと感じています。私のやり方はその真逆で、クライアントの一員として『自分ごと』の意識で取り組むことを大事にしています。技術者も数多くいますが、ただの作業者で終わる人は単価も低い。そこに上流工程を絡めた価値を付加することで、差別化を図っています」

未来への挑戦と楽しむ心

IT市場はますます拡大しており、奥村さんの視野も広がり続けています。

「セルフレジやCRMなど、技術がさらに進化する余地のある分野では、次世代の仕組みを提案することで、業界全体の革新をリードしたいと考えています」

と語る彼の表情には、次なる挑戦への意欲が満ち溢れています。

その根底にあるのは、「楽しむ心」。


「健康を大切にしながら、持続可能なビジネスを展開していくこと。それが私にとっての成功の定義です」

と語る言葉には、これまでの経験と哲学が凝縮されています。


まとめ

奥村哲次さんは、IT業界の常識に挑戦し続ける実務派コンサルタントであり、楽しむ心を忘れないビジネスマンです。

その姿勢は、クライアントに対してだけでなく、自らの人生をも豊かにするもの。

これからも、その挑戦は続いていくでしょう。

【インタビュー企業のご紹介】
社名:株式会社ラフティ
事業内容:IT事業、サーフ事業
代表者:代表取締役 奧村 哲次
会社URL:https://www.laughtey.com/
サーフ事業:https://www.save-the-surf.com/
※廃棄ペットボトル製透明サーフボード開発「特許取得」
書籍(Amazonページ):https://www.amazon.co.jp/dp/4905021022
SNS①:https://x.com/laughteycom
SNS②:https://www.instagram.com/opeuonome/
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