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2026.01.09
Marketing
メディア広告とは?経営者が知っておきたい種類・効果・最適な選び方

メディア広告は、企業が市場で存在感を高め、売上や信頼性を伸ばすために欠かせない手段です。
しかし、近年ではメディアが多様化しているため、経営者が自社に適した広告手法を見極めることは簡単ではありません。
実際に「広告費をかけても効果が見えない」、「知名度や信頼度をどう高めればよいか分からない」という悩みを抱えている担当者や経営者も多いのではないでしょうか。
広告手法には短期で効果が表れやすいものから、中長期的に企業価値の向上に寄与するものまで多くの選択肢があります。
それぞれの広告手法の特徴を理解したうえで、自社の成長フェーズや目的に合わせて活用することが重要です。
この記事では、メディア広告の種類や効果、企業の成長フェーズや目的に応じた選び方について解説します。
目次【本記事の内容】
- 1.メディア広告とは?
- 2.メディア広告が企業にもたらす効果
- 2-1.短期の売上獲得
- 2-2.中長期の企業価値向上
- 2-3.第三者メディアによる客観性・信頼性の獲得
- 3.メディア広告の種類
- 3-1.マス広告
- 3-2.インターネット広告
- 3-3.SP(セールスプロモーション)広告
- 4.【企業の成長フェーズ別】最適なメディア広告の選び方
- 4-1.起業・創業期|まずは認知を広げたい場合
- 4-2.事業拡張期|短期の反応やリードを獲得したい場合
- 4-3.上場準備期|信頼構築や企業としての評価を高めたい場合
- 4-4.全フェーズ共通|認知・リード獲得・信頼性獲得を同時に進めたい場合
- 5.企業出版を活用したメディア広告の成功事例
- 5-1.経営者の認知度アップにつながった事例
- 5-2.新規事業の顧客獲得と採用強化につながった事例
- 5-3.信頼性と権威性を向上した事例
- 6.【まとめ】自社に最適なメディア広告を選び、企業成長を加速させよう
執筆者:仲山洋平(株式会社フォーウェイ代表取締役、クリエイティブディレクター)![]() 慶應義塾大学経済学部卒業。清水建設株式会社を経て、幻冬舎グループ入社。企業出版の編集者として金融、IT、不動産、企業創業記などを中心に200冊以上の書籍を担当。2020年2月、東京編集部責任者を最後に幻冬舎グループを退職し、出版プロデューサー・マーケティングアドバイザーとして創業。同年9月、株式会社フォーウェイとして法人化、代表取締役に就任。2021年11月には「日本の地域ビジネスを元気にする」というビジョンを掲げ出版社パノラボを設立。 |
メディア広告とは?

メディア広告とは、企業が商品やサービス、企業の価値などを伝えるために、新聞・テレビ・インターネット・出版物などの外部メディアを活用して情報発信を行う手法の総称です。
企業が伝えたいメッセージを、第三者が運営する媒体を通じて社会に届けることができます。
企業の情報発信というと、自社サイトや自社SNSアカウントを使った発信を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかし、自社メディアだけでは、すでに企業を知っている人や、ある程度関心を持っている層にしか情報が届きにくいという問題があります。
メディア広告は、そうした自社発信だけでは接点を持ちにくい層に対しても、第三者である外部メディアを通じて情報を届けられる点が特徴です。
広告は単なる宣伝ではなく、企業がどのように見られたいかを社会に伝える重要なコミュニケーション手段といえます。
メディア広告が企業にもたらす効果
メディア広告は、企業活動のさまざまな場面における効果が期待できます。
主な効果として次の3つが挙げられます。
- 短期の売上獲得
- 中長期の企業価値向上
- 第三者メディアによる客観性・信頼性の獲得
以下で、それぞれどのような効果なのかを見ていきましょう。
◉-1、短期の売上獲得
広告を出すことで問い合わせが増えたり、キャンペーンへの誘導が強化されたりするなど、短期間で売上を向上させることが可能です。
特定の商品やサービスを集中的に訴求することで、購買や申し込みといった行動につなげやすくなります。
特にインターネット広告は、消費者の行動を計測しやすい方法です。
たとえば、インターネット広告を出したら問い合わせ数が3倍に増えたなど、目に見える数字として把握できます。
SP(セールスプロモーション)広告も、クーポンの利用率のように比較的施策ごとの効果を把握しやすい傾向があります。
そのため、短期的な成果を求める場面や、限られた期間で反応を得たい場合には、メディアの活用が有効です。
◉-2、中長期の企業価値向上
メディア広告の効果は集客だけではありません。
露出が積み重なるほど、企業としての信頼性や専門性が評価され、ブランドへの好意形成などの中長期の企業価値向上につながります。
継続的に情報に触れてもらい、企業への理解が深まると、指名検索が増えるなど、選ばれやすい存在になる点も特徴です。
特に将来の資金調達や上場準備を見据える企業にとって、社会的信用の形成は欠かせない要素です。
◉-3、第三者メディアによる客観性・信頼性の獲得
新聞や雑誌、専門メディアといった第三者が運営する媒体に掲載されることで、自社発信とは異なる視点が加わり、企業情報の信頼性を高める効果が期待できます。
自社発信だけでは訴求しにくい専門性や取り組みの価値も、第三者メディアを通じて伝わるため、より客観的で信頼性の高い情報として受け取られやすくなります。
その結果、営業活動において一から説明する必要が減り、初回商談をスムーズに進めやすくなる点もメリットです。
こうした信頼の蓄積は、採用活動や協業先の獲得、金融機関との関係構築など、さまざまな企業活動に好影響をもたらします。
◉メディア広告の種類

一口でメディア広告と言っても、広告の目的や届け方によってさまざまな手法があります。
媒体ごとに役割や得意分野が異なるため、特徴を整理して理解することが重要です。
代表的な広告手法は、次の3種類です。
- マス広告
- インターネット広告
- SP(セールスプロモーション)広告
以下で、それぞれの特徴を順に見ていきましょう。
◉-1、マス広告
マス広告は、テレビ広告や新聞広告、雑誌広告などのように、比較的広い範囲に情報を届けるための広告手法です。
特定のターゲットに限定せず、多くの人の目に触れる点が特徴です。
幅広い層へ一度に情報を届けることができるため、企業の知名度向上やブランドイメージの形成に適しています。
新商品や新サービスの認知拡大、企業としての存在感を示したい場面で活用されることが多い広告です。
一方で広告費用が大きくなりやすく、効果測定が難しいというデメリットもあります。
そのため、目的や予算を明確にしたうえで活用することが重要です。
主なマス広告の種類と内容・具体例は次の通りです。
| 広告種別 | 内容・具体例 |
| テレビ広告 | 地上波CM、BS/CS放送CM、番組提供 |
| 新聞広告 | 全国紙・地方紙の全面広告、突き出し広告 |
| 雑誌広告 | 一般誌・専門誌への広告掲載、タイアップ |
| ラジオ広告 | スポットCM、番組内広告 |
| 屋外広告 | 看板広告、交通広告(電車・バス・駅) |
◉-2、インターネット広告
インターネット広告は、検索広告やSNS広告、動画広告など、利用者の属性や行動に応じて情報を届ける広告手法です。
関心の高い層に対して配信しやすく、比較的無駄の少ない形で訴求できるという特徴があります。
費用対効果が可視化しやすく、広告の反応を見ながらクリエイティブや配信条件をすばやく調整できるため、短期施策やテストマーケティングに強い媒体です。
限られた予算の中でも改善を重ねながら活用しやすい点もメリットといえます。
主なインターネット広告の種類と内容・具体例は次の通りです。
| 広告種別 | 内容・具体例 |
| 検索広告 | Google広告、Yahoo!検索連動型広告 |
| ディスプレイ広告 | Webサイト・アプリ上のバナー広告 |
| SNS広告 | Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、TikTok広告 |
| 動画広告 | YouTube広告、SNS動画広告 |
| ネイティブ広告 | 記事広告、レコメンドウィジェット広告 |
| リターゲティング広告 | 過去訪問者への追跡配信広告 |
◉-3、SP(セールスプロモーション)広告
SP(セールスプロモーション)広告は、店頭販促やイベント、カタログ配布などを通じて、購入や来店、問い合わせなどの行動を促すことを目的とした広告手法です。
実際の購買シーンに近い場面で訴求できるという特徴があります。
生活者に近い接点でアプローチするため、短期的な売上につながりやすい一方で、広い認知を獲得するには不向きです。
そのため、特定の商品やキャンペーンを集中的に訴求したい場面で活用されることが多くなります。
主なSP(セールスプロモーション)広告の種類と内容・具体例は次の通りです。
| 広告種別 | 内容・具体例 |
| 店頭販促 | POP、什器、サイネージ |
| イベント・展示会 | 商品体験イベント、業界展示会出展 |
| サンプリング | 試供品配布、体験版提供 |
| DM・カタログ | 郵送DM、パンフレット配布 |
| キャンペーン施策 | クーポン、ノベルティ、ポイント施策 |
【企業の成長フェーズ別】最適なメディア広告の選び方

企業がどの広告を採用すべきかは、成長段階や目指す目的によって大きく変わります。
ここでは、企業の成長フェーズと目的を次の4つに分け、それぞれの段階でどのメディア広告が成果につながりやすいのかについて解説します。
- 起業・創業期|まずは認知を広げたい場合
- 事業拡張期|短期の反応やリードを獲得したい場合
- 上場準備期|信頼構築や企業としての評価を高めたい場合
- 全フェーズ共通|認知・信頼・リード獲得を同時に進めたい場合
以下で、詳しく見ていきましょう。
◉-1、起業・創業期|まずは認知を広げたい場合
創業期は、まず市場に「自社の存在」を知ってもらうことが重要です。
限られた予算の中で成果を高めるためには、少額からでも始められ、改善を繰り返しながら反応を確かめられる広告が向いています。
SNS広告や検索広告のようにターゲットを絞り込める媒体を活用することで、必要な層に効率よく情報を届けられます。
まずは小さくテストしながら、どのメッセージが効果的なのかを検証し、事業の方向性に役立つデータを蓄積していくことが、創業期の広告活用では大切です。
▶︎起業・創業期の広告採用については、関連記事【【経営者必見】知名度・認知度を高めるには?選ばれる企業になるための施策と成功事例まとめ】も合わせて参考にしてください。
◉-2、事業拡張期|短期の反応やリードを獲得したい場合
事業拡張期には、顧客接点を拡大して問い合わせを獲得し売上の増大につなげることが重要です。
この段階では、短期間で問い合わせや資料請求といったアクションにつながる広告が効果を発揮します。
検索広告やSNS広告、LPへの誘導を中心とした施策など、成果を数値で可視化できる媒体を活用することで、改善を繰り返しながら効率的にリードを獲得できます。
また、既存顧客の行動データを活用した広告運用も有効で、拡大期ならではの強みを生かした集客が可能です。
▶︎事業拡張期の広告運用については、関連記事【【目的別】売上を上げるために検討したい13の施策】も合わせて参考にしてください。
◉-3、上場準備期|信頼構築や企業としての評価を高めたい場合
上場準備期は、市場やステークホルダーからの信頼性や透明性を獲得することが重要です。
事業の強みや社会的意義を外部にわかりやすく伝えられる広告を選ぶことで、企業としての評価を高めやすくなります。
新聞広告や専門誌での露出は、第三者の視点が加わるため信頼性が高く、金融機関や投資家からの理解促進にもつながります。
また、企業の理念や事業の背景を丁寧に伝えられる媒体を活用することで、長期的なイメージ形成にも効果的です。
▶︎上場準備期のメディア活用については、関連記事【企業や経営者の権威性を高めるには?SEOやマーケティングへの活用法】も合わせて参考にしてください。
◉-4、全フェーズ共通|認知・リード獲得・信頼性獲得を同時に進めたい場合
認知拡大、信頼性向上、リード獲得を並行して進めたい場面では、単一の媒体に依存せず、多面的に企業の価値を示せる手法が適しています。
こうした役割を果たせる手法として挙げられるのが「企業出版」であり、フェーズに関係なく長期的な資産として機能する点が特徴です。
企業の理念や専門性、実績を深く伝えられる媒体を活用することで、短期と中長期の双方で効果を得ることができます。
▶︎書籍出版のやり方については、関連記事【企業出版の効果とは?費用相場や成功のポイント、事例を徹底解説】もあわせて参考にしてください。

企業出版を活用したメディア広告の成功事例

実際の企業がどのようにメディア広告を活用し、成果につなげているのかを知ることで、より具体的なイメージが持てるようになります。
企業出版は一度作れば営業や企業のPRから採用まで長期間活用できる、資産としての面を持つメディアです。
ここでは、企業出版の活用によるメディア広告の成功事例を3つ紹介します。
- 経営者の認知度アップにつながった事例
- 新規事業の顧客獲得と採用強化につながった事例
- 信頼性と権威性を向上した事例
以下で、それぞれどのような事例なのかを見ていきましょう。
◉-1、経営者の認知度アップにつながった事例
ある建設会社では、建設業界全体で深刻化する人材不足の影響により、受注のチャンスがあっても十分に対応しきれない状況が続いていました。
そこで経営者は、自身および企業の認知度を高めることで若手人材の採用を強化しようと考え、書籍を出版しました。
書籍には、自社の創業に至るまでのストーリーや経営者自身の仕事に対する考え方、経営哲学などをまとめ、地域の若手人材に「この会社で働きたい」と感じてもらえる内容を盛り込みました。
出版後は、採用面接の際に事前に書籍を読んで応募してくる求職者が増えて、採用率が向上し、採用コストの削減に成功。
また、出版をきっかけとして地元紙などの多くのメディアからの取材機会が増え、地域内での認知度の向上にもつながっています。
◉-2、新規事業の顧客獲得と採用強化につながった事例
法人向けの保険代理店の経営者は、同業の保険代理店向けのコンサルティング事業を新たに立ち上げたばかりで、これからどのように新規顧客を獲得していくかを模索していました。。
そこで、自社の経営ノウハウや給与体系に対する考え方をまとめた書籍を出版し、集客を図りました。
書籍の中では、保険業界の問題点に触れたあとで、自社で「一律報酬型」を採用することで業績が向上し、社員が成長していることを紹介しました。
「成果報酬型」が当たり前の保険業界では画期的な取り組みとして注目を集めることに成功。
出版後は、業界内での認知度が一気に高まり、同業の保険代理店からのコンサルティング契約を複数獲得しました。
また、書籍を通じて経営姿勢や考え方が可視化されたことで、保険会社から「頼れる保険代理店」というイメージを持ってもらえるようになり、講演依頼や同業支援の依頼が舞い込むようになりました。
本業の法人保険の商談においては、顧客が事前に書籍を読んでくれていることが増えて、経営課題についての相談を受けるなど、法人保険の大口契約にも成功。
さらに、自社の人材採用においても、書籍を読んだ求職者からの応募が増え、人材採用面でも効果が出ました。
現在、社名変更を経て2冊目を書籍出版し、さらなる事業拡大に向けたフェーズへと進んでいます。
【事例コラム】大口案件の集客、人材採用、大手企業からの講演依頼!出版ですごいことになった保険代理店
◉-3、信頼性と権威性を向上した事例
ある不動産投資会社の経営者は、医師をターゲットとした書籍を出版しました。
高収入でありながら支払う税金の負担額が大きい医師に対して、「不動産投資が特に効果的な節税対策である」ことを訴求し、関心を高めて集客を狙ったのです。
書籍では、まず最初に「医師が抱えるお金の悩み」を提示して共感を引き出し、続いて「医師に不動産投資が適している理由」を論理的に解説しました。
さらに「どのような物件を購入すべきか」を具体的に示すことで、読者が自然と投資に前向きになるように構成。
出版後は、書籍を読んだ数多くの医師から問い合わせが寄せられ、その多くが不動産投資物件の成約につながりました。
その結果、わずか半年で10億円以上の売上を達成しました。
このように、1冊目の出版で大きな効果を上げることができたことを受けて、さらなる自社のマーケティング戦略として第2弾の出版を予定しています。
第2弾は顧客の医師と共著で出版することになっており、より高い信頼性と権威性の獲得につながることが期待されます。
◉【まとめ】自社に最適なメディア広告を選び、企業成長を加速させよう
この記事では、メディア広告の種類や効果、企業の成長フェーズや目的に応じた広告手法の選び方について解説しました。
メディア広告は、目的や企業の成長段階によって得られる効果や影響が大きく異なります。
短期的な反応を重視するのか、長期的な企業価値の向上を目指すのか、その判断次第で選ぶべき広告が違ってくるのです。
この記事で紹介した視点を参考に、自社が置かれている状況や目的に合った広告手法を採用すれば、企業の成長を後押しする有効な手段となります。
広告を単なるコストではなく、資産として考えたい企業には、企業出版という選択肢を検討してみるのがおすすめです。
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